スマホに触れている時だけ見える透明な怪物に狙われた少女の物語を没入感たっぷりに描いた青春ホラー。2021年の縦型短編映画「スマホラー!」で注目を集めた西山将貴監督が長編初メガホンをとり、自身が学生時代に抱えていた孤独や居場所のなさといった“影”を物語の核に、構想から6年の歳月をかけて完成させた。 ミックスルーツを持つエレナは、田舎町の高校に転校するがクラスになじめず、明るく話しかけてくる隣席のアカリにも心を開くことができずにいた。そんな中、スマホにつながったイヤホンを常に手放さないクラスの問題児・猫歌(にゃん)の死をきっかけに、エレナの周囲で奇妙な現象が起こりはじめる。イヤホンを通じて聞こえる足音と、スマホを手にしている時だけ見える「怪物」に常に追いかけられるようになったエレナは、やがて猫歌のようにスマホを手放せなくなってしまう。 自身も14歳から映画制作を続ける監督で俳優のシエラ璃砂がエレナ役で主演を務め、エレナの友人アカリを奥野みゆ、クラスの問題児・猫歌を平澤瑠菜が演じた。VFXを担当するのは、これまで西山監督の全作品でタッグを組み、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」のCG制作にも参加したCao Moji(佐藤昭一郎)。イギリスの第33回レインダンス映画祭にて国際長編映画賞にノミネート。
Source: cinematokyo.com · Tokyo mini-theater & independent cinema showtimes.