Au Hasard Balthazar
「ラルジャン」「スリ」「ジャンヌ・ダルク裁判」などで知られる名匠ロベール・ブレッソン監督が1966年に手がけた長編7作目。文豪ドストエフスキーによる「白痴」の挿話から着想を得て、一匹のロバとひとりの少女の数奇な運命を描き出した。 ピレネーの小さな村に住む幼い少女マリーは、生まれたばかりのロバにバルタザールと名付けてかわいがっていた。10年後、バルタザールは鍛冶屋の苦役に使われていたが、その苦しさに耐えかねて逃げ出し、マリーのもとへと向かう。成長したマリーは再会を喜び、バルタザールを連れて歩くが、彼女に思いを寄せるジェラールは嫉妬し、バルタザールを痛めつける。物言わぬロバの視点を通して人間の愚かさや醜さを淡々と描き、ベネチア国際映画祭で審査委員特別賞を受賞するなど傑作として知られる。 主演は、後に「中国女」をはじめゴダール作品に多く出演することになるアンヌ・ビアゼムスキーで、彼女の映画初出演作。日本では1970年に劇場初公開され、1995年にもフランス映画社配給で公開された。2020年10月には、4Kリストア・デジタルリマスター版でリバイバル公開。2026年にも、「ロベール・ブレッソン傑作選」にてリバイバル公開。
The story of a donkey Balthazar as he is passed from owner to owner, some kind and some cruel but all with motivations beyond his understanding. Balthazar, whose life parallels that of his first keeper, Marie, is truly a beast of burden, suffering the sins of humankind. But despite his powerlessness, he accepts his fate nobly.
Source: cinematokyo.com · Tokyo mini-theater & independent cinema showtimes.