The Yoshida-ryo Dormitory
退去問題に直面してきた日本最古の学生自治寮・京都大学吉田寮を記録したドキュメンタリー。2018年7月から退去期限とされた同年9月末までの出来事と、大学側に提起された訴訟の行方を追う。 2017年12月、京都大学は吉田寮自治会に対し、建物の老朽化を理由に全寮生の退去を通告した。福利厚生施設としての居場所や歴史ある建造物の価値が失われるかもしれない状況下で、寮生たちは自治と生活を守るために議論を重ね、大学との対話を求め続ける。一方、吉田寮と密接に関わる支援者たちも、それぞれの方法で寮の存在意義を示していく。退去期限とされた2018年9月末日、寮の正面玄関に警告の紙が貼られる。直後に京大教員有志による抗議会見が開かれたが、翌年、京都大学は寮の明け渡しを求める訴訟を起こす。 寮存続のための打開策が見えないなかで葛藤する寮生と支援者たちの日々を自治寮の歴史と共に描き出し、近年の大学改革をめぐる課題を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちに必要な“対話”のあり方を問いかける。「石巻市立湊小学校避難所」「風に立つ愛子さん」などのドキュメンタリー映画監督・藤川佳三が2018年から単独で吉田寮に密着し、8年の歳月をかけて完成させた。ミュージシャンの山本精一が音楽を担当。
Japan’s oldest student dormitory holds a century of autonomous history. Facing a university demanding their eviction due to the building’s age, the residents, fighting for the survival of their space, question the future using dialogue as their foundation.
Source: cinematokyo.com · Tokyo mini-theater & independent cinema showtimes.